実はプラス?双子の出産費用で「払ったお金」と「貰えたお金」を紹介!想定外の出費もブログで解説!

お金

双子を妊娠して出産費用が不安になっていませんか?

双子だと帝王切開での出産や自然分娩に比べて入院日数も長くなるので、お金がいくらかかるのか心配な方も多いと思います。

我が家は切迫早産で出産予定日の3ヶ月前から入院し、帝王切開で出産しました。

本記事では、出産において我が家が「払ったお金」と「貰えたお金」を詳しく紹介しますので、双子の出産費用が不安な方の参考になれば思います。

詳細は後述していますが、我が家が実際に支払った金額は3万円でした。

この記事でわかること

  • 出産時に貰えるお金
  • 出産時に払うお金
  • 赤ちゃんの入院費
  • 実際の支払い額

出産時に「貰えたお金」

双子の出産時に「貰えるお金」は大きく3つあります。

それぞれ貰える条件もありますので、自分が該当するのか確認してみて下さい。

出産一時金

出産一時金はママだけが貰えるお金で、仕事をしていて健康保険を払っている被保険者 or 夫の扶養に入っていれば加入している健康保険組合に申請することで貰えます。

金額は1児につき42万円なので双子だと84万円貰えます!

出産手当金

出産手当金はママだけが貰えるお金で、仕事をしていて健康保険を払っている被保険者であれば、加入している健康保険組合に申請することで貰えます。

夫の扶養に入っている場合は、出産手当金は貰えません

出産手当金は出産日の42日前(双子の場合は98日前)から出産日の翌日以降56日までの範囲内で、会社を休み給与の支払いがなかった期間を対象に普段の収入の2/3が貰えます。

例えば、普段の月収が20万円のママが双子を妊娠した場合・・・・

日給は6,667円でその2/3は4,444円

双子なので出産前の98日間+出産後の56日間で合計154日

出産手当金は、4,444円 × 154日 = 684,376円 貰えます。

例えば、普段の月収が30万円のママが双子を妊娠した場合・・・・

日給は1万円でその2/3は6,667円

双子なので出産前の98日間+出産後の56日間で合計154日

出産手当金は、6,667円 × 154日 = 1,026,718円 貰えます。

ちなみに出産手当金は非課税のため、所得税と社会保険料がかかりません!

出産手当金の位置付けとしては、出産に伴い働けなくなるので、その際の生活費と考えると良いと思います。

出産手当金がもらえるタイミングは出産日の3~4ヶ月後が一般的です。一定期間は収入がないのでしっかり貯金しておきましょう!

民間保険

我が家は妻が「県民共済の総合保証2型」に加入していたため、切迫早産で管理入院した際に保険がおりました。

帝王切開で産む場合、医療保険の内容によっては手術に対しても保険がおりるので、加入している保険の内容を確認してみて下さい。

ちなみに我が家の場合、出産予定日の約3ヶ月前から切迫早産で入院したため、退院するまでの84日間入院していました。

保険金が4,500円/1日だったので、84日 × 4,500円 = 378,000円 貰えました。

出産時に「払ったお金」

妊婦検診

妊婦検診とは、赤ちゃんを妊娠してから出産までに、母子の健康状態を定期的に診察するものです。

単胎児だと1ヶ月に1回だったりするのですが、我が家は双子だったため1ヶ月に2回ほど妊婦健診を受ける必要がありました。

妊婦検診の費用は公的医療保険(3割負担のやつ)の対象外なのですが、市区町村から母子手帳をもらうタイミングで妊婦健診の補助券を貰えます。

その結果、妊婦健診の自己負担額はトータルで1万円以下でした。

市区町村によって補助額が違いますので、気になる方は母子手帳をもらうタイミングで大体の自己負担額を窓口で問い合わせてみましょう。

入院費用

入院費用の内訳としては、医療費・入院基本料・食事代・差額ベッド代があり、公的医療保険(3割負担)の適用有無は下記のようになります。

公的医療保険が適用される:医療費と入院基本料
公的医療保険が適用されない:食事代と差額ベッド代

3割負担とはいえ、医療費と入院基本料が100万円だったら30万円は自己負担?と思う方もいるかもしれませんが、安心して下さい。高額療養費制度がありますよ。

高額療養費制度とは、公的医療保険が適用されるものについては、年収によってひと月の支払い上限額が設定されている制度です。

例えば、年収370万円以下のママが入院した時、医療費と入院基本料の上限額は57,600円になります。

一方、食事代差額ベッド代に上限はありません!

食事代は厚生労働省のガイドラインで、1食460円となっています。1日3食で1ヶ月だと41,400円になります。

差額ベッド代は病院や部屋のグレードによって変わりますが、安くても1日1万円くらいします。

我が家の場合は、切迫早産によって出産予定日の約3ヶ月前から入院しました。

出産までは大部屋(差額ベッド代がかからない)で生活していたので、1ヶ月間の入院費は約100,000円でした。

双子を妊娠された方の約50%は切迫早産で入院しているとお医者さんに言われたので、双子を妊娠された方は長期の入院も想定しておきましょう。

手術費用

双子だとほとんどの場合が帝王切開での出産になります。条件が揃っていれば自然分娩も選択できますが、我が家は帝王切開で出産しました。

帝王切開だと手術に関しては公的医療保険の適用になりますが、分娩費などは自由診療になるため保険が効きません。

なので、我が家の出産月の支払いは
手術+入院費:57,600円(高額療養費制度)
食事代:7,360円
分娩費:750,000円
差額ベッド代:80,000円(術後の8日間)

合計すると、約90万円かかりました。

忘れがち!赤ちゃんの入院費

見落としがちですが、出産してから赤ちゃんが退院するまで赤ちゃんの入院費もかかります。

基本的には、ミルク代やおむつ代、管理費用を支払います。

我が家の場合は、ミルク代は大人と同じ考えで1食460円で1日3食で計上されていました。

おむつ代は13日間の入院で5,000円程です。

その結果、13日間の入院で1人につき25,000円支払いました。

双子なので50,000円ですね。意外と高くて驚きました!

「払ったお金」と「貰えたお金」を考慮すると実質マイナス3万円でした

3ヶ月の入院費+帝王切開+赤ちゃんの入院費で合計1,250,000円の支払いでした。

出産一時金(840,000円)+民間保険(378,000円)で合計1,218,000円を貰いました。
※出産手当は生活費と考えて、もらえるお金に含めていません。

つまり、出産にかかった費用は3万円でした!

入院する期間や加入している保険の内容で支払い額は変わってきますが、我が家の数字が参考になれば嬉しいです。

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