双子育児はいつまで大変？辛い時期と乗り切るための対策7選

当たり前のことを言いますが、双子の育児は大変です！

毎日が大変で、体も心もボロボロになりながら子育てをしてる方がほとんどだと思います。

我が家も双子姉妹を育ててますが、特に生後2ヶ月までは地獄のような日々でした。

地獄の日々がいつまで続くのか？どうやったら乗り切れるのか？と悩んでる方に向けて、双子育児はいつまでが1番大変なのか、大変な原因と乗り切るための対策を本記事にまとめました。

少しでも普段の育児が楽になるように、本記事が参考になれば嬉しいです。

この記事でわかること

双子育児はいつまでが1番大変なのか
育児が大変な原因について
大変な時期を乗り切る方法7選

双子育児で1番辛いのは新生児〜6ヶ月
- 辛い原因の1位は「睡眠不足」、2位は「自分の時間がない」
- 双子育児と家事で「時間が足りない」のが大変な理由
辛い時期を乗り切るための対策7選
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双子育児で1番辛いのは新生児〜6ヶ月

kufulaさんが実施した100人を超えるママパパへのアンケートによると、子育てで1番辛かった時期は「新生児〜6ヶ月」と回答した方がほとんどでした。

我が家も同様で、生後1ヶ月までが1番辛く、赤ちゃんが大きくなるにつれて少しづつ余裕が出てきました。

我が家の生後1ヶ月の双子の子育てスケジュールを以下の記事でまとめてます。
双子育児の1日(生後1ヶ月)　体重やミルク量、泣き止まない時の対処法は？

辛い原因の1位は「睡眠不足」、2位は「自分の時間がない」

大変な時期がわかったところで、次に何が大変なのか？見てみましょう。

HugKumさんが実施した100人を超えるママへのアンケートによると、
新生児の子育てで大変だったことの1位は「睡眠不足」、2位は「自分の時間がない」でした。

このアンケートは単体児のママの回答がほとんどなので、双子のママパパはもっと「睡眠不足」や「自分の時間がない」ことに悩んでいると思います。

なんで「睡眠不足」になるのか？

なんで「自分の時間がない」のか？

答えは簡単で。双子育児はやることが多く、忙しくて時間が足りないことが根本的な原因です。

双子育児と家事で「時間が足りない」のが大変な理由

ワンオペで双子育児と家事をした時に、どれくらいの睡眠時間と自由時間が確保できるかシミュレーションしてみましょう。

やること	計算条件	合計時間
授乳	1日8回　1回30分/人	8時間
オムツ交換	1日12回　1回5分/人	2時間
沐浴	1日1回　1回15分/人	30分
寝かしつけ	1日4回　1回30分/人	4時間
朝・昼・晩ご飯	準備と後片付けも含む	2時間
洗濯	1日1回　1回20分	20分
ママのお風呂		20分
その他	トイレや歯磨きなど	20分
		合計：17時間30分

ワンオペで双子育児と家事をした場合の所要時間

シミュレーションの結果、双子育児で最低限のことをやるだけでも17時間30分かかることがわかりました。各ご家庭で細かい時間の違いはあると思いますので、必要だったら時間を調整してみて下さい。

1日は24時間ですから、17時間30分を引くと残り6時間30分になります。

この6時間30分を「睡眠」と「自由時間」に割り当てるわけですから、「睡眠不足」や「自分の時間がない」ことに悩んでいるママパパが多いのは当たり前です。

つまり、「睡眠」と「自由時間」に割り当てる時間を増やすことが出来れば大変な時期を乗り切れることになります。

次の章でどのように時間を増やすことができるのか解説していきます。

辛い時期を乗り切るための対策7選

前章で説明した通り、大変な時期を乗り切るには「睡眠」と「自由時間」の確保が必要ですから、便利なサービスや便利グッズを導入することで、育児や家事の時間を減らしていきましょう！

この章では、下記7つの作業時間を短縮する方法を解説していきます。

授乳
寝かしつけ
買い出し
掃除
洗濯
料理
食器洗い

1つ目　「授乳」時間の短縮方法

授乳時間を短縮する方法は3つありますので1つずつ紹介していきます。

今回紹介する内容の詳細は以下の記事でまとめていますので、気になる方は参考にして下さい。
大変な双子の授乳を楽にする！時短テクニックと便利グッズを解説

ミルク作成時間の短縮方法

まず、一般的なミルクの作り方ですが、100mlのミルクを作りたい場合は下記STEPで作成します。

お湯を沸騰させる
沸騰した100℃のお湯を100ml注いで粉ミルクを溶かす
哺乳瓶の外から水を当てて人肌まで冷ます

一番時間がかかるのは3.の水を当てて人肌まで冷ます工程です。
ミルク量が増えるにつれて冷ます時間は長くなり、100mlの熱湯を人肌まで冷まそうとすると大体1分くらい水を当て続ける必要があります。

なので、双子だと冷ます工程だけで2分かかります。
しかもその2分間はずっと水道水を出し続けるので水道代も気になりますね。

次にミルク作成時間の短縮方法についてご紹介します。

短縮方法は「水を当てて人肌まで冷ます」作業を無くします。

そのために「コンビ調乳じょ〜ず」と「湯冷し」を準備しておきます。

調乳じょ〜ずは70℃でお湯を保温してくれるポットです。

コンビ調乳じょ〜ず70HW

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湯冷しとは一度沸騰させたお湯を冷ました水です。耐熱性のある下記容器などに沸騰したお湯を入れて作成しておきます。

タケヤ化学　スリムジャグ2　1.1L冷水筒　横置きOK　熱湯OK

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「調乳じょ〜ず」と「湯冷し」を使用し、100mlのミルクを作る場合は下記STEPで作成します。

調乳じょ〜ずを半分注いで粉ミルクを溶かします(今回の場合は50ml程度)
常温保存していた湯冷しを50ml注いで完成

以上のSTEPでミルクを作成すると水に当てて冷ます必要がないので、先ほど上で紹介した「一般的なミルク作成方法」に比べてミルク作成時間が2分も短縮が可能なんです。

1日に8回ずつ授乳するのであれば2分×8回＝16分の時間短縮になります。

16分だと時短の効果は弱いですが、水道代の節約や泣いている赤ちゃんに素早くミルクをあげることができるメリットもあるので、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

1日16分だと1ヶ月で480分(8時間)の時短になりますね。

授乳時間を半分にする方法

授乳時間を半分にする方法、それは”哺乳瓶の乳首サイズを大きくする”ことです。

もちろん月齢にあったサイズがありますので、適正なサイズを選択して下さい。参考にピジョンの母乳実感用の乳首は月齢ごとに下記サイズが存在します。

ピジョン母乳実感乳首 2個入 1箱 S/M/L/LLサイズ

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SSサイズ：生後0ヶ月から
Sサイズ：生後1ヶ月から
Mサイズ：生後3ヶ月から
Lサイズ：生後6ヶ月から
LLサイズ：生後9ヶ月から

我が家では、生後1ヶ月をすぎても生後0ヶ月用のSSサイズを使用していたのですが、それをSサイズに変更した途端、赤ちゃん達がミルクを飲む時間が30分→15分になりました。

1人につき15分の時間短縮ですから、双子だとなんと30分短縮です。
しかも1日に8回授乳すると考えると30分×8回＝240分(4時間)の短縮です。

1ヶ月だと120時間の短縮ですね。

短縮できる時間が大きいですから、積極的に哺乳瓶の乳首はサイズUPしていきましょう！

授乳時間を0にする方法

双子の授乳はワンオペだとタイミングもずれちゃうし、片方に授乳してる時にもう片方が泣き始めるとあやしながら授乳したりと大変ですよね。

そんな双子育児の問題を解決してくれるのが「ママ代行ミルク屋さん」というグッズです。

ハンズフリー授乳『ママ代行ミルク屋さん』

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この商品は哺乳瓶をセットするだけで、まだ哺乳瓶を持てない赤ちゃんでも1人でミルクを飲める便利グッズです。双子育児の救世主ですね。

これを2つ使用することで、15分程度の授乳時間がハンズフリーになります！

双子だと30分間ハンズフリーです！

しかも1日に8回授乳すると考えると30分×8回＝240分(4時間)のハンズフリーです！

2つ目　「寝かしつけ」時間の短縮方法

赤ちゃんがぐずついた時は抱っこして寝かしつけますが、腕も痛いし、腰も痛いし、双子が同時にぐずついたら対処のしようがないですよね。

この抱っこで寝かしつける作業は「ハイローチェア」を導入することで0に出来るかもしれません。

ハイローチェアとは赤ちゃんを寝かしつけできるゆりかごとして使えるのと、リクライニングすることでベビーチェアとしても使える商品です。

0ヶ月〜1歳くらいまでは簡易ベッドとして、1歳〜4歳くらいまではベビーチェアとして使用できます。

電動タイプと手動タイプがあり、電動タイプは自動で揺らしてくれるので抱っこによる寝かしつけから完全に解放されます。

おすすめのハイローチェアを2つ紹介しますので参考にしてみて下さい。

1つ目　コンビ　ネムリラ AUTO SWING BEDi Long スリープシェル EG

ハイローチェアで人気なのはコンビのネムリラシリーズです。ランキングサイトでも上位をネムリラシリーズが独占していたりします。

そのネムリラシリーズの最上位モデルがこちらの商品です。

電動で揺れる「オートスウィング」はもちろん、成長に合わせて足元のステップの長さを調節できる「のびーるステップ」で長い期間、スウィングベッド機能が使えます。

また、「スリープシェル」もあるので、いつでもどこでも赤ちゃんの眠りに理想的な暗さをつくることができます。

【コンビ】ホワイトレーベルネムリラ AUTO SWING BEDi Long スリープシェル EG

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2つ目　コンビ　ネムリラ AUTO SWING エッグショック BE

こちらの商品もネムリラシリーズなんですが、電動で揺れる「オートスウィング」だけあれば良い！他の余分な機能はいらない！という方にはこちらがおすすめです。

余分な機能が無い分、値段が抑えられているのでコスパ重視の方にはこちらをおすすめします。

【コンビ】ネムリラ AUTO SWING エッグショック BE ココアブラウン

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ハイローチェアを嫌がる赤ちゃんもいますので、双子の場合は様子見で1つだけの購入を推奨

今回紹介した内容の詳細は以下の記事でまとめていますので、気になる方は参考にして下さい。
大変な双子のぐずり対策！バウンサーとハイローチェアのどっちが必要？

3つ目　「買い出し」時間の短縮方法

買い出し時間を短縮するために、食材宅配サービスを活用しましょう！

食材宅配サービスとは、ネットや紙のカタログで食材や日用品を注文することで、毎週決まった曜日の決まった時間に自宅まで届けてくれるサービスです。

一切外出せずに食材が手に入るので、外出が大変な妊婦さんやママさんにとって助かるサービスです。

また、お米や飲み物など重たい荷物を運ばなくていいのも宅配サービスのすばらしいところです。

おすすめの食材宅配サービスはコープデリです！
　★コープデリは品揃えが豊富(大手スーパー並)
　★赤ちゃんがいれば配達料0円
　★年会費も0円

つまり、妊婦さんや赤ちゃんがいるママは無料で食材宅配サービスが使えるんです！

何もいらない時は注文しなくてOKなので、とりあえず登録だけしておいて、必要な時に注文できるようにしておくと子育てがとても楽になります。

まずは、お住まいの地域のコープ・生協の宅配サービスを下記リンクから検索してみましょう！
https://www.coop-takuhai.jp/takuhai/search

以下の記事で、コープデリの食材配達について細かくまとめていますので、気になる方は参考にして下さい。
大変な双子育児の買い出しを楽にする！コープの食材配達を解説

4つ目　「掃除」時間の短縮方法

我が家では「お掃除ロボット」を導入することで、掃除時間を０にしています。

お掃除ロボットの導入でどのくらいの時短ができるのか計算してみると、掃除機がけを1日1回30分として、1ヶ月で900分(15時間)の時短になります。

おすすめの「お掃除ロボット」を1つ紹介しますので参考にしてみてください。

5つ目　「洗濯」時間の短縮方法

洗濯で時間がかかるのは「洗濯物を干す」作業です。
洗濯物の量にもよりますが10分〜20分くらいかかりますよね。

この「洗濯物を干す」作業を無くしてくれる家電が「ドラム式洗濯乾燥機」です。

ドラム式洗濯乾燥機は縦型洗濯機に比べて乾燥機能が良くて、洗濯から乾燥までを自動でやってくれます。

「ドラム式洗濯乾燥機」を導入することで、毎日の「洗濯物を干す」作業から解放されますので検討する価値はあります。1日20分の作業がなくなると考えると1ヶ月で600分(10時間)の自由時間ができますね。

おすすめの「ドラム式洗濯乾燥機」を1つ紹介しますので参考にしてみてください。

6つ目　「料理」時間の短縮方法

育児で疲れて料理する気にならない日もありますよね。我が家では、そういう日は冷食パスタとかに頼りますが、野菜やお肉などの栄養が取れていないことが心配になります。

そんな時は楽に料理ができて、栄養も取れる「自動調理家電」に頼るのも良いと思います。

最近人気を集めている電気圧力鍋でしたら、材料を入れてあとはボタンを押すだけで、カレーや肉じゃがなどが短時間で完成しますから、忙しい育児にあると嬉しいアイテムです。

時短という観点では、材料を準備した後の調理を自動化できるので、料理にもよりますが10分程度の短縮ができると思います。1日10分の短縮であれば、1ヶ月で300分(5時間)の自由時間ができます。

しかし今回は、時短以上に少ない労力で美味しく栄養のあるご飯を食べられることの方が価値があるかもしれません。

おすすめの「自動調理家電」を1つ紹介しますので参考にしてみてください。

7つ目　「食器洗い」時間の短縮方法

「食器洗い」時間を短縮するために「食器洗い乾燥機」を導入しましょう。食器洗い乾燥機は自動で食器洗いや乾燥をしてくれるため、食器洗いと食器を拭く手間が省けますので、1回の食器洗いで10分くらいの時短になります。

昼と夜の2回分の食器洗いから解放されると考えると1日20分の時短になります。
1ヶ月で考えると600分(10時間)の自由時間ができます。

おすすめの「食器洗い乾燥機」をいくつか紹介しますので検討してみてください。
食洗機はキッチンに組み込む「ビルトイン式」とキッチンの上に置く「据え置き式」がありますが、設置が比較的簡単な「据え置き式」にフォーカスして紹介します。

コスパが良い対策ランキング

「睡眠時間」と「自由時間」を確保するために、7つの対策を解説しましたが、全てを実施するのは金銭的に厳しいと思います。

そこで、7つの対策をコスパの観点でランキング評価しましたので、順位の高いものから実践してみてはいかがでしょうか？

順位	作業	対策	導入コスト	時短効果 (1日分)	時短効果 (1ヶ月分)
1位	買い出し	食材宅配サービス	0円	2時間	16時間(※)
2位	授乳	ママ代行ミルク屋さん	約4,000円	4時間	120時間
3位	寝かしつけ	ハイローチェア	約41,000円	4時間	120時間
4位	掃除	ロボット掃除機	約40,000円	30分	15時間
5位	食器洗い	食器洗い乾燥機	約27,000円	20分	10時間
6位	料理	電気圧力鍋	約15,000円	10分	5時間
7位	洗濯	ドラム式洗濯乾燥機	約170,000円	20分	10時間

時短を実現する対策(コスパ高い順)
※1回2時間、週2回で計算

生後数ヶ月の大変な時期を乗り切るために、便利なサービスや便利グッズを導入して、「睡眠時間」や「自由時間」を確保していきましょう！

双子育児はいつまで大変？辛い時期と乗り切るための対策7選