赤ちゃんが寝てくれなくて困っていませんか?
育児で大変なのは?と聞かれて、「睡眠不足」と回答する方は多いと思います。私もそうでした。
毎日の育児や家事で睡眠時間が確保できないのに加えて、赤ちゃんが頻繁に起きてしまうと睡眠時間が少なく、心も体もボロボロになっていきますよね。
本記事では、赤ちゃんが長い時間寝てくれなくて困っている方に向けて、我が家で実践したネントレ方法を紹介します。
生後2ヶ月の双子赤ちゃんが7時間睡眠してくれたネントレ方法なので、困っている読者の参考になれば嬉しいです。
※残念ながら絶対に寝てくれる方法は存在しません。その子に合っている方法を見つけることが大事だと思います。ちなみに我が子は体をトントンしたり、音楽を聴かせても全く寝てくれませんでした。
この記事でわかること
- ネントレの開始タイミング
- ネントレのやり方と大事なポイント
- 赤ちゃんが寝ない原因
- 赤ちゃんが起きてしまう原因
ネントレとは?
ネントレとはねんねトレーニングの略で、ネントレの目標は赤ちゃんが1人で眠れるようになる事です。
寝かしつけをしなくても眠ってくれるようになるので、大変な双子育児をしているパパママは早めにネントレを始めた方が良いと思います。
また、しっかりルーティンを作ってあげることで、日中は起きていて、夜は長時間寝るようになります。
ネントレを開始したのは生後1ヶ月を過ぎてから
ネントレはいつから始めればいいのでしょうか?
下図の調査からもわかる通り、生後6ヶ月より前にネントレを開始した方が1番多いです。
我が家では生後1ヶ月を過ぎた頃からネントレを始めて、長時間寝てくれるようになってきたのが生後1.5ヶ月くらいからでした。
生後1ヶ月までは3時間おきに授乳するように助産師さんに言われることが多いので、生後1ヶ月を過ぎたタイミングでネントレを始めることをお勧めします。
我が家のネントレ方法
ネントレのポイントを解説する前に、まずは全体の流れから説明します。
全体の流れはとてもシンプルですよね。
以下の3つのポイントさえ押さえてしまえば、やること自体はとても簡単です。
ネントレのポイント①:23時の授乳前は「しっかり寝かしておく」
長時間睡眠を成功させるには、23時の授乳を開始するタイミングで赤ちゃんがしっかり寝ていることが重要です。
そのために、19:30の授乳完了後には、照明を暗くしたり大きな音をたてないように気をつけて下さい。
理由はネントレのポイント②で解説します。
ネントレのポイント②:23時の授乳は「覚醒させずに授乳する」
ここが1番重要です!
やることは23時時点でぐっすり眠っている赤ちゃんのオムツを手早く交換し、出来るだけ赤ちゃんを起こさないように授乳します。
そうすることで、「眠たいまま満腹」の状態になるため、すぐ寝ついてくれます。
置いた瞬間から爆睡してくれるようになります。
もちろん、話しかけたり照明を明るくし過ぎるのはNGですのでお気をつけ下さい。
ネントレのポイント③:23時の授乳は「母乳」ではなく「粉ミルク」
23時の授乳は母乳ではなく、腹持ちが良い粉ミルクをあげましょう。
母乳と比べて粉ミルクだと、赤ちゃんが1時間以上も長く寝てくれたりするので、普段は母乳だとしても23時の授乳は「粉ミルク」にしましょう。
以上が我が家のネントレ方法です。
ネントレの結果はすぐに出るものではないですが、続けることが重要です。
もちろん毎日ぴったり上記の時間でできる訳では無いですが、上記の時間を目標に行動することで赤ちゃん達の生活リズムが整っていきます。
赤ちゃんが寝てくれない原因と対策
赤ちゃんが長時間寝てくれるようになるネントレを紹介しましたが、そもそも赤ちゃんが寝付かなくて困っている方も多いかと思います。
そこで、双子育児をしていて感じたものにはなりますが「寝てくれない原因と対策」を下記表にまとめましたので、参考にしてみて下さい。
寝てくれない原因と対策
原因 | 対策 |
うんちが出ていて不快 | オムツ交換をしてあげましょう |
ゲップが出なくて苦しい | 縦抱きで背中をスリスリしてあげましょう |
ミルクが足りていない | 追加でミルクをあげましょう |
便秘(24時間以上)で苦しい | 赤ちゃん用綿棒で肛門刺激をしてあげましょう |
室温・湿度が適切でない | 室温は27℃、湿度は60%くらいに調整しましょう |
泣きすぎで疲れて眠れない | おしゃぶりなどを駆使して泣きすぎないようにしましょう |
実は上記項目を全て対応済みでも寝てくれない時はあります!「何がだめなの?」と自分を責めてしまいますが、「やるべきことはやった!」と気持ちを切り替えて5分くらい近くで見守りましょう。
私はイヤホンを耳に装着してYOUTUBEとかを見て気持ちを落ち着かせていました。(鳴き声ばかりだとツライ・・・)
赤ちゃんが起きてしまう原因と対策
また、せっかく赤ちゃんが寝てくれても、下記が原因で起きてしまうことがあります。
また寝かしつけをするのは大変なので、赤ちゃんが途中で起きないように気を付けましょう。
起きてしまう原因と対策
原因 | 対策 |
お腹が空く | 目標時間より前に起きるようであればミルク量を増量 |
おしっこが漏れる | 夜だけは漏れにくいオムツをしましょう |
大きな音でびっくりする | ドアを閉める音やテレビの音などを気をつけましょう |
部屋の明るさ変化 | 日中は明るく、夜中は暗く保ちましょう |
モロー反射 | おくるみで包む or スワドルを着せておきましょう |
夢を見てびっくりして泣く | 放っておけば寝る可能性があるので様子を見ましょう |
おしっこが漏れにくいおむつでお勧めなのは「パンパース 肌へのいちばん」です。我が家でも愛用しています。
他のおむつだとおしっこ漏れが発生していたのですが、このおむつを使い始めてからおしっこ漏れの頻度が激減しました。
ただ、お値段が少しだけ高いので、日中は安いおむつを使用して、夜は「パンパース 肌へのいちばん」を使ったりしています。
赤ちゃんが長時間寝てくれると育児もだいぶ楽になるので、本記事の内容を参考に色々と試行錯誤してみて下さい。
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